肩パッド鎧で参加できるサイバーパンク学術交流会、「tayo conference」とは

はい、記事の概要の説明が終わりました。

というわけにもいかないので、9/25に企画している面白イベントtayo conferenceに関しての説明です!

誰向けのイベントなの?

・「マッドマックスみたいな格好で学会参加したい」という欲求のある人

・「宇宙生物学(アストロバイオロジー)」という単語でときめいた人

・外出自粛で夏の思い出が作れなかった人

・日常にちょっとした刺激が欲しい人

などの参加を歓迎いたします。

「学会」でも「求人イベント」でもない何かを目指しますので、イベントの設計に興味ある人などもお気軽にどうぞ。今後運営費どうするかは未定ですが、初回は気合の参加無料イベントです。

エンタメ x サイエンス x キャリア x 産学連携

tayo conferenceの目的は大きく3つあって、「エンターテイメント」「サイエンスコミュニケーション」「キャリア選択」「産学連携」です。書き出してみたら4つでした。

まず、エンターテイメント」。イベントやるからには楽しい方がいいっすよね。
コミケも夏フェスもどんどん中止や規模縮小していますので、オンラインでフェス感あるイベント体験を提供できるとハッピーかな、と思っています。

次に「サイエンスコミュニケーション」。一般的なサイエンスコミュニケーションは「科学をわかりやすく伝える」ことですが、tayo conferenceで目指すサイエンスコミュニケーションはどちらかというと「科学者とのコミュニケーション」です。

直接大学の先生と話すのはハードル高いという人も、「宇宙を研究している先生と若手研究者の雑談を側で聞く」みたいなのは結構楽しいんじゃないでしょうか?

そして「キャリア選択」。研究者のキャリアプラットフォーム「tayo.jp」と連動していることもあり、「大学横断型の研究室説明会」というのはtayo conferenceの重要な側面です。しかし大学主催の研究室説明会に行くほど直近の進路を真剣に考えてる人だけではなく、例えば「高校生だけど研究者になりたくて、進路を悩んでいる」だとか、「修士卒で就職したけどアカデミアに戻るキャリアも気になる」とか、「文系学生だけど大学院から理系に行くとかってどうなんだろう?」ぐらいのことをぼんやり思っている人も来て頂けるといいと思います。

最後に「産学連携」。大学院生を積極的に募集する、活性の高い研究室がたくさん出展してくれるので、民間企業の方々には自社製品のアピールや共同研究の可能性を模索いただけるといいのではと思います。「学会」とかよりはだいぶ参加しやすく、専門の人の意見を聞ける場を作ることで、もっと色んな産学連携の形が生み出せるといいな、と思っております。

tayo conferenceの仕掛け

言うは易し。でも、

・どうエンタメするの?
・どうコミュニケーションするの?
・普通の学会とどう違うの?

という部分は無論気になるかと思います。

仕掛けとしては今回二つご用意しており、「VR空間」と「インフルエンサーとの提携」です。

VR空間

こんな感じで気軽に懇親会もできます

「宇宙」「海洋」「細胞」などをモチーフにした、大袈裟なVR空間を用意しております。
VR空間はヘッドマウントディスプレイなど必要なく、ブラウザ(Google Chrome推奨)から簡単に入れます。
VR空間場では距離に応じて会話ができるので、リアル学会に近い体験を仮想空間場に実現します!
リハーサルで参加頂いた先生方からも、「これは楽しい」と大好評でした!

インフルエンサーとの提携

「VR空間でバーチャル美少女に先生方への取材してもらったらウケるのでは?」と思ったので、今回は以下の4名のサイエンス系vtuberの方々にご協力いただきます。

当日は2つのチャンネルでリアルタイム配信を行います!

またvtuberの3Dモデルをクローンし、会場各地に設置するなどの悪ふざけも計画中です。
クローンvtuberとオリジナルyoutuberを混在させ、リアルとバーチャル、アバターと現実の境目をより曖昧にするのが楽しかろうと思います。

何重にもバーチャル。でも内容はストイックに学術。

あと参加者は自分好みのアバターを作ることができます。

ブラウザで写真を撮れば2、3分で自動生成もしてくれる親切仕様。
現代人っぽいものも作れますが、せっかくなのでマッドマックスみたいな肩パッド鎧を装着してみました。

アバターでVR空間に参加するとこんな感じです。この見た目の人たちがポスター発表に群がってるのは中々にウケます。しかも中身がそれぞれ高校生だったり学部生だったり別分野の大学教員だったりする訳です。一般参加の方でも、可能な方はボイスチェンジャーを使っての参加など歓迎いたします。

それがアカデミックなコミュニケーションの手助けになるのか邪魔になるのかはなんとも言えませんが、普通に顔出しもできるので身体性を排除するかどうかはあなた次第。選べるのがバーチャルの良さですね。

とはいえどれだけ先進的なイベントにできるかは参加者の皆さんの好奇心にかかっています。イベントは継続的にいろんな分野で開催したいと思っており、初回を盛り上げることがイベント継続の条件です。是非みなさん遊びに来てくださいーーー!

参加はこちらから!

配信もありますが、是非一緒にVR空間に入ってイベントを体験しましょう!
参加はtayo.jpのイベント参加申し込みフォームからで、登録いただけた方には後日VR空間の参加リンクをお送りいたします!

おまけ

無理矢理2DのvtuberをVR空間に権限させたら昔の天才てれびくんを思い出すような、ハイテクなのかローテクなのかわからない感じになりました。これもアリかもしれない。