tayo magazine 2021年の人気記事ランキング

年末ですが、いかがお過ごしでしょうか。

僕は電気布団を買ったら快適過ぎて、布団から出られない日々が続いております。

さて、2021年5月にスタートしたtayo magazineも、おかげさまで定期的な記事更新を続けることができました。

この記事では年末年始のお供に、tayo magazineの1年目の人気記事をランキング形式でお届けいたします!

1位 : alphafold2、何でそんなに話題なん?

2021年の科学ニュースの中で最も重要なものの一つが、DeepMindによる「AlphaFold2」の発表であることに異論のある人は少ないと思います。Nature誌の選んだ2021年の主要な科学ニュースにも選ばれていました。

この記事は「なんでAlphaFold2ってそんなにすごいの?」という部分を構造生物学に馴染みのない読者の方向けに平易に解説しました。一時は「AlphaFold2」でのGoogle検索のランキングで1位を獲得するなど、検索由来で見ていただいた方も多いようです。

個人的には「トレンドに乗ってPVを稼ごう」というだいぶ浅はかな気持ちで二時間ぐらいで執筆した記事なのでここまでウケたの意外だったのですが、やはりそれほどAlphaFold2への注目が高かったということでしょう。

2位:「次世代研究者挑戦的研究プログラム」って何?

Alphafold2は世界的なニュースですが、島国日本のアカデミアにおいて2021年に起きた重要な事件はやはりJSTによる次世代研究者挑戦的研究プログラム」の発表です。

これまで年間1.5万人の博士学生のうち、給料が出るのは学振DCとしてJSPSに採択された2000人弱、という世界だったのですが、JST次世代の発表により、「給料もらいながら博士課程を送ることができる人」が5500名程度追加されました。

社会人博士6000名を除くと年間の博士進学者数はおよそ9000人なので、80%超の博士学生は給与を貰いつつ研究を行える時代が来たということになります。

新制度は学振とは相違点も多く、分かり易い解説も少なかったので、この記事が多く閲覧されたのでしょう。

JST次世代により博士課程進学がかなりリスク低い選択になったのは間違いないので、是非進路に悩む修士課程の皆様はtayo.jpで博士課程の進学先を検討すると良いのではないでしょうか!

3位 : いつまで手作業で実験するの?「研究室の自動化」が目指す未来

現在ライフサイエンス分野では「バイオDX」をキーワードに、研究活動のDX化が進んでいます。

そのような流れにおいて主要な役割を担う、「ラボラトリーオートメーション研究会」の神田さんにインタビューしたのが本記事。

やはりバイオ系の実験経験者には刺さるテーマだったのかSNSでも大きく拡散され、人気記事となりました!

4位 : モンハンで学ぶ古植物学

大人気YouTuberゆるふわ生物学チャンネルロッキーさんによる入魂の記事。

「白亜紀の終わりに絶滅している植物「キカデオイデア」がモンハンに描かれている!!」という超ニッチな情報から、現生植物の誕生に至るまでの植物史を語る壮大な記事です。

モンハンの世界にこのキカデオイデアが生えていることに気付いた時、マジで心臓が飛び出るほど興奮しました。

ここまで言ってもらえると開発者側も嬉しいと思うので、CAPCOMの人に届くといいなと思います。

なお僕はPSPの3rdでソロプレイで笛使ってたのが最後の記憶なのでモンハンに関して語れることは何もないです。

5位 : スポンジボブで学ぶ海洋生物学

2020年の末にNetflixにて公開されたアニメ映画、「スポンジ・ボブ: スポンジ・オン・ザ・ラン」。本作は2018年11月26日に亡くなった原作者、ステファン・ヒーレンバーグに捧げられています。

スポンジボブが台所用スポンジではなく海綿動物としてのスポンジであることは有名です。

しかし、ステファン・ヒーレンバーグがかつて海洋生物の教育者であり、海洋生物学を子供達に教えるために作った絵本がスポンジボブの原作となっていることを知る人は少ないのではないでしょうか?

本記事はTwitterでも35万件以上のimpressionを獲得するなど、SNSで大きく拡散されたほか、「スポンジボブ なんの生き物」「スポンジボブ 海綿動物」などの検索単語からいまだに閲覧されているようです。ヒーレンバーグの意図通り、スポンジボブを通して海洋生物学に興味を持つ子どもたちが増えると僕としては幸せです。

因みに、2021年のスポンジボブ関連のニュースではスマブラそっくりのスポンジボブの格ゲー出たのが僕の中では大きな話題でした。マジでスマブラでウケるのでプレイ動画見てください。

6位 : 知られざる「モロッコ産贋化石」の世界

こちらは大人気YouTuberゆるふわ生物学チャンネルみかみんさんの入魂の記事。

化石マニアが憧れの「ニセモノの化石」を手に入れるためモロッコの市場を旅するお話。

読み物としてとてつもなく面白いので、未読の皆さんはこの機会に是非!

記事の最後には前代未聞の「ニセ化石3D」というオマケがついております。

7位:かっこいタンパク質選手権〜結果発表〜

タンパク質はかっこいい。説明不要。刮目して見よ!!!

8位:辺境キャンパス座談会「海編」:辺境で送る大学院生活のリアル

大学附属の臨海研究所にフォーカスし、僻地で研究者生活や大学院生生活を送る方々をお招きして座談会(というかほぼオンライン飲み)を開催しました。

「地元の漁師さんと仲良くなることで研究対象のウミガメを貰う」

「コロナ禍のおかげで離島からでも都内の企業に就活が可能だった」

「論文の謝辞に漁協や組合の名前を入れる」

など、臨海研究所ならではの体験や等身大の苦労が色々と出てきて非常に良い会でした。
2、3年ぐらい人里離れてストイックに研究するのも、人生の選択肢として素敵ですねー。

9位:謎のwebサービス「院生マッチ」運営インタビュー

9位には「大学院生向けのマッチングアプリ」というとんでもないものをリリースした方にインタビューしたアウトローな記事がランクイン。株式会社tayoは院生マッチを応援しております。

10位:中学1年生のウイルス研究者インタビュー

小学2年生の時にウイルスの美しさに目覚め、部屋に拡大したエボラウイルスの電顕写真を貼っていたという「小さなウイルスマニア」さんへのインタビュー記事。出てくるエピソードが全部すごかったので、大学院生の皆様におかれましてはこの記事を読んで若い世代の台頭に戦々恐々としてみるのも一興ではないでしょうか。

終わりに

2021年は平均月2回ちょいぐらいのペースで、ゆるゆると記事更新をしてきました。

来年からはもうちょい更新頻度上げていければと、色々と仕込み中です。

来年は1月に第二回のVRイベントの開催も控えており、こちらも20名以上の大学教員の方々に参加登録頂けるなど面白いイベントにできそうです。

アカデミアをちょっと面白くするために今後とも色々と面白いネタ考えていきたいと思いますので、何卒来年もよろしくお願いいたします。

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